自己紹介『介護の会社に就職してみた。』

はじめまして。TAROと申します。

― 新卒で介護の会社へ就職しました。

 もともと介護とは関係のない大学・学部(理学部生物専攻)で、周りの学生と同じように4年の春から就職活動を開始しました。当時は特に就きたい職業もなく、色んな業界(食品・医薬品メーカー、教育関係、不動産、人材派遣..)を見てまわりました。その時たまたま新聞の記事『介護ロボット現場で活躍』を見て、「介護ってどんな仕事だろう?」と少し興味を持ちました。

 そして介護ロボットを導入している会社が大学の近くにあったので、軽い気持ちで話を聞きに行きました。そこで人事担当の方が実際の現場での話を色々としてくれました。その話の中には、重度の認知症の方や終末期の方などの話もあり、多くの人が介護のサービスを必要としていることを知りました。

 同時に認知症だった祖父のことを思い出しました。私の祖父は小さい頃よく将棋や花札で遊んでくれたり、テストの点数がいいとおこづかいをくれたりと、とても優しい人でした。しかし中学に入ると、少しづつ物忘れが増え、『夕飯を食べたことを忘れて、再び準備する。』や『夜中に家の中の歩き回る。』などの行動が見られました。当時認知症について知らなかった私はそんな祖父を見て、気味悪く思い、時に大きな声でののしることもありました。そしていつの間にか施設へ入所することが決まり、入所した祖父は施設の大部屋の一角のベッドでぼーっとしていて、声をかけてもほとんど反応はありませんでした。その後、しばらくして亡くなりました。

 とても優しくて大好きだった祖父が認知症になったときに何か自分にできることがあったのではないかと?と今さらながら思いました。

 少しでも祖父のような認知症で苦しむ方に寄り添いたい、介護をする家族の力になりたい...という思いを強く思いました。

 それまでの強引に仕事のやりがいを考えたり、給与や職場環境で漠然と面接を受ける就職活動をやめ、介護業界の会社のみの志望に変更しました。  

 大手から中小様々な介護関係の会社の面接を受け、幸いにもいくつかの会社から内定を頂きました。そして主に在宅サービスに力を入れている会社への入社を決めました。入社の理由は、①祖父の経験もあり、在宅での介護に興味があった ②親身にしてくれた社員の方が今後の介護業界 についての展望を熱く語る姿がカッコよかったことです。

  そして4年6月に就職活動を終わりにしました。 

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