こんにちは!
現役介護士のTARO(@taro26179991)です。
介護福祉士試験(2021)まで残り約2か月を切りましたね。そろそろ勉強を始めている方も多いと思います。
今回は私自身が実践した介護福祉士試験の勉強法をご紹介します。なるべく短期間で効率的に学習できる勉強方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
1.介護福祉士試験(2021)の概要
日時
2021年1月31日(日)
試験時間(※前年度参考)
午前の部:10:00~11:50(110分)
午後の部:13:45~15:35(110分)
問題形式
全11科目から125問の問題が出題。回答形式はすべて5択。(選択肢の中から正しいもの・適切なものを選ぶ。)
合格要件
総合得点の約60%以上(1問1点の125点満点)、かつ全ての科目で得点がある。
※過去の合格基準もだいたい60%前後となっています。
第30回(2018) … 77/125(62%)
第31回(2019) … 72/125(58%)
第32回(2020) … 77/125 (62%)
2.おススメの勉強法は?
まず試験の特徴として、全科目での得点が求められます。そのため幅広く全科目を抑えておく必要があります。しかし教科書等を使って、全範囲を一つ一つ勉強していくと膨大な時間がかかってしまいます。
そこで介護福祉士試験の勉強方法として、過去問の活用をおススメします!
過去問をおススメする理由
- 過去に何度も同じ選択肢が使われていて、再び出題される可能性が高い。
- 試験特有の問題形式に慣れる。
- 問題形式が選択肢のため、用語を一言一句覚える必要はない。
過去の問題は介護福祉士HPより過去3年分を入手可(介護福祉国家試験過去の試験問題)
また解説付きの過去問集も書店で販売されています。後ほどおススメの参考書も紹介します。
3.試験までの勉強スケジュール
次に実際の試験当日までの勉強スケジュール例を紹介します。
【1~2か月前】
解説付きの過去問3年分を2~3回繰り返す。
基本的に記憶は、テストなどで思い出す作業を繰り返すことによって、脳に定着していきます。目安としては、過去問3年分を2週間1サイクルとして、繰り返すことをお勧めします。(約1か月半で終了)
※繰り返し過去問を解く際には次の点を注意してみてください。
1回目は時間を測りながら、全体を通して挑戦します。現段階でどの程度得点できるか?や問題の傾向や出題方法、時間配分を把握していきます。間違った問題は解説を読み、理解しましょう。
2回目も同様に過去問を解いていきますが、問題ごとの各選択肢を細かく見ていきます。正解以外の選択肢はどの部分が誤りかも考えてみてください。この時点で苦手な分野や分からない専門用語を合わせて学習していきます。
3回目では最終確認として問題を解いていきます。この段階になると、どの分野も自信を持って回答できるようになっていると思います。間違った問題は再度復習し、時間をおいて改めて解いてみてください。
【解き方のコツ】
消去法で解くクセをつける。
問題を解いていると、つい正解のみを探しがちですが、それよりも間違っている選択肢を確実に減らしていった方が本番の正答率は上がります。
また過去問の誤りの選択肢のどこが間違っているかを理解することで、本番でも同じような選択肢を確実に排除できます。
特に総合問題では、ややこしい選択肢が出やすいため、明らかに間違っている選択肢を削っていくことで、正解できる確率が格段に上がります。
【1~2週間前】
確実に点数のとれる分野を暗記していく。
試験直前では出題範囲が狭く、出題される可能性が高い分野を集中して勉強していきましょう。次の2分野は覚えるだけで得点に繋がりやすいので、直前で確実に押さえておきましょう。
①介護・障害関連の法律や社会保障制度
介護や社会保障制度の歴史や各法律の名前は、当時の社会背景を考えながら覚えるとgood!直近の介護保険法・障がい者総合支援法の改正内容は必ず把握しておきましょう。介護保険法は直近の改正が2018年になります。
②医療的ケア
この分野は出題される問題の範囲が狭いので、他の分野に比べて効率よく高得点が狙えます。過去の問題も見ながら、喀痰吸引や経管栄養の手順・注意事項を覚えましょう。
4.おすすめの参考書
①介護福祉士国家試験過去問解説集2021(中央法規)
過去3年分の過去問と解説集。各選択肢ごとに丁寧な解説があり、過去問を解く中で効率的に学習ができます。問題ごとの要点も分かりやすく、参考書としても十分活用できます。
②介護福祉士要点まとめ +よく出る問題( 成美堂出版)
介護福祉士試験の全範囲をカバーしながら、要点のみを簡潔にまとめてます。短時間での学習や試験前の確認としてもおススメです!
③介護福祉士 完全合格テキスト
介護福祉士試験の全範囲を網羅し、図や表が多いのが特徴です。ページ数が多いので、知識をしっかりと学びたい方向けの一冊です。
おまけ:迷ったら〇番の選択肢?
ちなみに前回の全問題の正答の選択肢(1~5)の確率を計算してみました。
答えの番号と出現率
①20.0% ②20.0% ③20.0% ④20.8% ⑤19.2%
前回の試験では、ほとんど選択肢の偏りがありませんでした。試験当日は、落ち着いて全問にマークしましょう!
最期に…
今回は介護福祉士試験の対策方法についてまとめてみました。
今年はコロナウィルスの影響もあり、例年とは少し雰囲気の違う試験になることも予想されます。日々忙しい中での勉強になると思いますが、試験当日のご健闘を祈ってます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
本記事で感想や意見等をありましたら、Twitter(@taro26179991)までいただけると助かります。
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