ピロリ菌の検査と除菌に行ってきました!


こんにちは、理系出身の現役介護士のTARO(@taro26179991)です!

今回は少し前にピロリ菌の除菌をやってみたので、検査~除菌までの流れ詳しい内容実際にかかる費用についてまとめていきます。ピロリ菌に感染していると、胃の炎症を起こしたり、将来胃がんになるリスクが高まるとされています。

検査や治療も比較的簡単に行えるので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。


ピロリ菌とは?

ピロリ菌は胃の中に生息する細菌で、感染していると胃の慢性的な炎症を起こし、胃潰瘍や胃がんの原因となります。一度感染すると除菌治療をするまで胃の中で生息し、炎症を起こし続けます。

2021年日本の胃がん死者数は、約4万1600人です。がんの患部別の死亡数を見ても、肺や大腸がんに次いで、3番目の多いがんとなってます。そして胃がんを起こす原因の大半はピロリ菌とされています。

ピロリ菌検査を受けるきっかけ

私がピロリ菌の検査を受けるきっかけになったのは、両親や兄弟のピロリ菌の陽性でした。ピロリ菌の感染率は20・30代で10%程度とそこまで高い感染率ではありません。家族が胃がんを患っていたり、ピロリ菌の陽性者がいるという方は一度検査を受けてみることをオススメします。

またピロリ菌の除菌について知ったのは、堀江貴文著『むだ死にしない技術』という本からでした。ピロリ菌の除菌をはじめ、現在の医学データをもとにした予防医療について書かれているので、詳しく知りたい方はそちらも参考にしてみてください。


ピロリ菌の検査~除菌の流れ

ピロリ菌の検査①【血液検査】

まずはピロリ菌の感染の有無を調べるために、胃がんリスク検診というものを受けました。胃がんリスク検診では、血液の検査で「ピロリ菌の有無」や「胃粘膜がどれだけ萎縮しているか?(=胃がんリスクが高いか?)」を調べられます。

血液検査だけなので検査自体はすぐに終わり、後日に結果が分かります。私は検査の結果で「ピロリ菌陽性・胃炎の進展がみられる」とのことで、精密検査をすることになりました。

後ほど費用についても解説しますが、ピロリ菌の検査には自治体の補助が出る場合もあります。私も自治体の集団検診で申し込み、胃がんリスク検診を受けてきました。

ピロリ菌の検査②【胃カメラ】

次に胃がんリスク検診の結果を受けて、医療機関を受診しました。そこで胃カメラの検査を行い、映像からも「ピロリ菌の影響で胃の炎症がみられる」という診断でした。

正直これまで、胃の調子も良好で自覚症状が全くなかったので、早い段階でピロリ菌を発見できて良かったと思います。

ピロリ菌の除菌治療へ

ピロリ菌の除菌は1週間で朝晩2回の薬を内服します。胃カメラの検査の後すぐに、ピロリ菌の抗生物質と胃酸の分泌を抑える薬が処方されました。

薬の副作用として、発熱や下痢を起こす場合があるとのことでしたが、私自身は内服中に便がやや緩くなったかな?くらいで、特に生活に支障が出るほどの副作用はありませんでした。

ピロリ菌の検査③『検便』

薬での除菌が終わって約1か月後に、再度除菌できているかを検便で調べます。検査の結果は無事にピロリ菌の除菌が成功していました。除菌後からも体調の変化はほとんどみられてません。

人によってピロリ菌の除菌が完全ではなく、再度除菌治療をする方もいるそうです。

ピロリ菌の除菌後は?

医師より、これまでのピロリ菌の影響で胃の炎症はあるので、定期的な胃カメラの検査を勧められました。今後も胃の状態には注意していこうと思いますが、ひとまずピロリ菌除菌は終了です。


ピロリ菌除菌にかかった費用は?

実際にピロリ菌の除菌にかかった費用は約1万1千円でした。費用には、胃がんリスク検診医療機関の受診4回(胃カメラ検査や除菌後の検査)除菌治療の内服薬が入ってます。

胃がんリスク検診については、住んでいる地域で胃がんリスク検診の補助制度があったため、約1000円と通常よりも安く受けることができました。自治体によってそういった制度もあるので、一度『胃がんリスク検診 お住まいの地域』で検索してみることをお勧めします!

将来の胃がんや胃潰瘍などの病気のリスクを減らすために、早い段階で一度検査だけでも受けてみてはいかがでしょうか?


最後に

今回は実際の経験からピロリ菌の検査除菌治療についてをまとめてみました。

正直これまで自覚症状が全くなかったので、検査をするまでは胃腸の状態やピロリ菌を全く気にしていませんでした。ただ実際に胃カメラの検査で知らないうちに胃の炎症が進んでいることを知りました。

将来突然に胃がんを発症する可能性があることを考えると、早めに検査や受診をしておいてよかったと思います。そして、病気になる前に検査や治療をしておくという予防医療の大切さも実感しました。

最後までお読みいただきありがとうございます。本記事で感想や意見等をありましたら、Twitter(@taro26179991)までお願いします!

参考情報

国立がん研究センター『最新がん統計』



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