こにちは、TAROです。
インフルエンザが流行ってますね。
我が家からも被害者が2人出てます。
今回は介護職員の給与事情について!
一般的なイメージとして給料の低い業界というイメージですよね。
介護施設や事業所で常勤で実際どれくらいもらってるのでしょうか?
厚生労働省の平成28年度介護従事者処遇状況等の調査では、介護従事者の常勤・月給の平均給与が289,780円です。(手当・ボーナスなどの一時金を含めた月給)年収にすると、約348万円になってます。
どうですか?少ないですか?
全体の平均年収が432万円なので、やっぱり少ないようにもみえます。
―介護職員の給与の構造として、給与を上げにくい
(1)基本的にどの会社・営業所のサービスの利用料金が一律
食品や家電製品なんかは、各メーカによって商品の値段はバラバラですよね。
しかし介護サービスは、国によってサービスに対する報酬単価が決まってます。なのでA社もB社も基本的には利用料金は一緒です。ある一定条件を満たせば、報酬も加算されますが、自由に料金を決めることはできません。
例えば、
訪問介護サービスで20分以上30未満の身体サービス→248単位+加算
(2)1人が1日で提供できるサービスの量が限られている。
これは当たり前ですが、介護職員Cさんが1日で提供できるサービスの数には限度があります。いくら頑張っても、2倍・3倍の量のサービスをすることはできません。
―会社・事業所間の給与を比較した時に、給与に大きな差が出ずらい構造
もちろん多くの加算を取ったり、業務の効率化を図ったりすれば、多少は給与は上がります。また国の政策で介護職員の報酬を上げる取り組みもされていますが、今後の将来的な報酬も国の政策に左右されやすいという特徴はあります。
―ただ介護業界のキャリアパスや仕事内容もさまざま
介護の仕事内容も施設や在宅、ケアマネージャーやリハビリ、福祉用具レンタルなど多種多様です。また管理職へどんどん昇進していくことも可能です。実感として、他の業界よりも管理職への昇進が早いと思います。既に先輩や同期でも3年目から管理職についてる人もいます。いざとなったら、独立も...
自分にあったキャリアパスを選択したり、より専門性の高い技術や知識を身に付けていけば、給与を上げることは可能だと思います。また介護は人と人のサービスなので、究極他の人には代替できないものにもなりえます。そうした時に、必ずしも国の介護サービスの枠に取らわれる必要はありません。
私自身も今後色々な介護サービスの可能性も探っていきたい。
また今度、私自身の新卒で介護の会社へ入社した時の給与も報告します。
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