こんにちは、理系出身の現役介護士TARO(@taro26179991)です!

今回は、【介護】や【認知症】が題材のおすすめの漫画を3つ紹介していきます!どれも介護の仕事を漫画で楽しく気軽に知ることができる作品です。アプリやWebで一部無料で読める漫画もありますので、ぜひ気になった作品は読んでみてください。
特養日記~介護福祉士が見た最強ご長寿たち~
介護福祉士の資格を持つ漫画家、金山カメが「人生の先輩=最強ご長寿たち」と体当たりで向かいあった特別養護老人ホームでの日々を赤裸々に描くパワフルエッセイ!「きつい、汚い、危険、給料が安い etc…」と言われがちな介護のお仕事の、マイナスイメージを吹き飛ばす抱腹絶倒の実態!想像のナナメ上を行くトンデモトラブルやワガママに振り回されながらも笑顔と知恵と根性と、そして尊敬の念と愛を持って個性派揃いのご長寿たちのお世話をさせていただきます!!
特別養護老人ホームで10年以上働く作者が介護の現場をとにかく明るくコミカルに描いた作品
毎話登場する高齢者や職員たちが個性的&魅力的で、いつも予想外の展開へと進んでいく感じがクセになります。介護職の特有のあるあるもたくさん出てきて、「分かる!」「こういう時ある!」と共感をしながら読むことができます。
特養の日常や季節の行事、そして高齢者の特徴がコミカルに紹介されていて、毎話10ページ前後でサクッと軽い気持ちで介護の仕事について知ることができます!
さくらと介護とオニオカメ!
鬼岡明(おにおか めい)は、 なかなか就職先が見つからず苦労していたが、 とあることがきっかけで 介護施設の認知病棟で働き始めることとなる。 新人・鬼岡と、彼女の教育係となった熊本。 そこに待ち受けている理想と実態。 抗いながら、揉まれながら、鬼岡と熊本は 入所者に寄り添い「明日」を紡いでいく。 実話から生まれた「介護」の世界を リアルに描くことで話題に。 二人の介護士が出会いと別れを通して 本当の「QOL(クオリティ オブ ライフ)」を 見つけ出す感動ヒューマンドラマ
介護未経験の主人公・鬼岡明が介護施設で壁にぶつかりながらも成長していく物語
主人公の鬼岡や教育係の熊本たちの入所者に寄り添った心温まるエピソードがたくさん収録されています。介護現場の理想【一人一人に寄り添ったケア】と現実【常に人手が不足している】の間で奮闘する主人公らの姿に、この仕事を始めた頃の初心を思い出させ、とても勇気をもらえます。
作者が介護福祉士の資格を持っていて、介護現場の日常業務(食事や入浴、夜勤など)や専門用語も分かりやすく説明されているので、介護の仕事を学ぶのにもおすすめです!
消えていく家族の顔~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活
現役ヘルパーの筆者が描く主人公は「認知症患者」。アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、若年性認知症…さまざまな認知症患者が多数登場し、その「心」を紡ぎます。
徘徊、せん妄、失禁、幻視、暴力、抑うつetc…その時、認知症患者が感じている気持ちとは?
毎話認知症の方が主人公として登場し、認知症の目線で物語が進んでいく(例えば、認知症で身近な人の顔が分からなくなると、どういう心境でどういった行動に至るのか?)
以前に紹介した映画『ファーザー』に近く、認知症の方がどんな世界を生きているのか?を描いています。どちらの作品も認知症という病気の影響で、家族や身近な人と分かり合えない辛さがよく伝わってきます。この作品では、在宅の認知症介護の大変さを描きながら、認知症の方と家族の心が通じ合えるような瞬間に、少しだけ心が救われる気がします。
少し重いテーマですが、漫画のイラストも可愛らしく、認知症という病気や認知症の方の気持ちを知ることができます。また作者のヘルパーの経験を描いたコミックエッセイ「40代女性マンガ家が訪問介護ヘルパーになったら」や「中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます」もおすすめの作品です!
おわりに…
今回は『介護の仕事が分かる!介護や認知症が題材のおすすめの漫画3選』でした。
どの作品も実際に介護現場で働き、取材した内容をもとに描かれているので、とてもリアリティがあり、介護の仕事に興味がある方が介護や認知症について楽しく知ることができます。もちろん介護の経験がある方でも、介護職の特有のあるあるにクスッと笑ったり、心温まるようなエピソードにホッとする場面がたくさんあります!
アプリやWebで一部無料で読める作品もあるので、まずは試しに読んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。本記事で感想や意見等をありましたら、Twitter(@taro26179991)までお願いします!

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